27日に6月27日の出演バンドを紹介と書いていたのに今日は29日になってしまいました。今回も出演順の逆で紹介します、マスター前田の文章でね。
ライブのトリは、「ベーカーショップブギー」 札幌の実力バンドNo.1を40年間続けている、だれも越えられない。ベイカーが日に日に、先に進んでいるから、だれも追いつけないのだ、リーダーでボーカルのアキラさんは、66才、まだまだ歌が上手くなっている。アキラさんはいつもベーカーの仕上がりに不満を持っている。ずっと「まだまだ、だ」と言っている。ベーカーの演奏は、まだ完成していないってことだから、若手のバンドが追いついたと思ったときには、もうずっと先に言っているのだ。だから追い越せない。
ベーカーからも共演のlove callがあった「ドロップス」 高2のときからブルースっぽいオリジナルで、寝ているお兄さんおじさんを叩きおこした、女の子5人組。主に歌曲を担当している中野ミホさんのボーカルは、20才をすぎてすごみが増して来た。2枚出したアルバムは、続きのストーリーみたいで、広がってゆく。ウソを書けない中野さんは、見えるもの感じるものを、独特の擬音で表現する。聴いている僕とあなたは、そのリアル感に背筋がゾクゾクしてしまう。
KENZI&TRIPSの八田ケンヂが高校生の時にやってたバンド 「スマロ子」 高2のときから変わらないメンバーで、スマロ子パンクをやっている。八田ケンヂは、ケンヂ&トリップスで東京で名をはせたが、5年前札幌に帰って、スマロ子を再起動した。すでに、新生トリップスも動きだしており、スマロ子でやるのは、しばらくないかもしれない。八田君は、いつも新しい事をやっている。この人も年を取らないし、いつも切れ切れの感覚だ。16才(高2)の時、友達に連れられて来たときと今も同じだ。
「ピストル ブギー ヴィンセント」 ピストルブギーの歌詞は、Voの笹島君の歌詞とGの井川君の曲の組み合わせが多い。この二人の作る作品はとんでもなくレベルが高い。日本のロックの流れを、ことごとく完成させてゆく。しかも、演奏がかっこいい、ロックンロールに一番大事なことだけをやろうとしている姿は、潔い。2枚のアルバムは、いずれも名曲ぞろいなのでおすすめ。実は、3枚目の分の曲もすでに有るが、録音していないので、生で聞くしかない。ちなみに練習は、好きではないらしいが、それでも才能は、かまわずあふれ出していく。
「シュリスペイロフ」 ミルクで5年間もの間、宮本バンドの名でもくもくと練習していた。はじめてのライブで「シュリスペイロフ」とバンド名がつき、5年後メジャー(ビクター)から、アルバムを出し、現在さわお君のデリシャスレーベルに。じみにいい歌を作る人です。5月20日に新アルバム発売、また沈められるかなぁ。
6月27日(土)16:00開場 16:30「シュリス」からスタート
二日間通しスタンディング券 ¥3500(限定30枚)
椅子指定席一日券 ¥4000(各日100枚限定)
スタンディング一日券 ¥2500
ローソンチケットのコード L-14193 各種共通
スタジオミルク会員特別1日券 ¥1500(各日15枚限定)発売はミルクだけ